関西で日帰りで行ける夏の避暑地、六甲山にある「ROKKO森の音ミュージアム」に行ってまいりました。今年で生誕３０周年とのことです。夏休みに子どもと行ける避暑地をお探しの方、涼しいデートスポットをお探しの方、海や川以外の涼しい場所をお探しの方、涼しいガーテンでハープの音色に癒されたい方、オルゴール大好きな方、鳥のさえずりを聴きながら森林浴を楽しみたい方、必見です。
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六甲山は－5℃の避暑地
7月の半ばを過ぎ、豊中は３５℃を記録しておりましたが、関西の避暑地の六甲山は２９℃でした。約５～６℃、六甲山の方が涼しいようです。我が家のエアコンの設定温度は２９℃なので、夏を過ごすには適温なのかもしれません。また、六甲山の駐車場に着いたとき、７月半ば過ぎなのにアジサイが満開だったので、花からも気温の差を感じることができました。日が照り付ける場所はさすがに暑いですが、山の中なので、木陰や時折吹き抜けるさわやかな山風がとても心地よく、それだけで来てよかった～と心から思いました。暑い夏、つい涼しいクーラーの部屋に閉じこもってしまいたくなりますが、近場の避暑地に足を伸ばし、自然の涼で心を落ち着かせてみるのもいいですね。
アンティークオルゴールやオルガンでの生演奏
ROKKO森の音ミュージアムでは、今から100年～150年ほど前にヨーロッパやアメリカを中心に活躍していた、自動演奏楽器での生演奏を聴くことができます。今回は、ディスクを使用したオルゴールでアラジンの名曲を聴かせていただきました。オルゴールの音色は夏の暑さを一瞬忘れさせてくれます。また、太鼓やトライアングル、シンバルなどいろんな楽器が一緒になったオルガンの音色は無人とは思えない迫力のある演奏です。100年も前に自動で、こんな素敵なコンサートを聴けていたことに驚きです。
演奏も素晴らしいですが、オルガンの造形美や、おもしろい技を繰り出すからくり人形にも目を奪われます。
ガーデンでハープの生演奏と鳥の音色のハーモニー
ROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデンでは、毎年5～10月の毎週日曜日に演奏家の方をお招きした「SIKIガーデンコンサート」を開催されているようです。私が訪れた日は、ハープの演奏を聴くことができましたが、オカリナやフルート、手回しオルガンなど日替わりで演奏されているようです。六甲の少し涼しいガーデンでハープの音色を聴いていると、ヨーロッパのお庭にでもお邪魔したような気分になれます。ハープの演奏をこんな間近でみることができて、とても優雅で有意義なひと時でした。また、六甲山では、かわいい鳥の鳴き声が響き渡っており、ハープの音色と時折コラボレーションしていました。まさに、「森の音ミュージアム」。
風鈴の音色で涼を感じながら一休み
ガーデンの中には、所々にハンモックやチェアが置いてあり、思い思いの場所で一息つくことができます。中でも、風鈴が飾られているツリーハウスは、耳でも、目でも涼を感じさせてくれる素敵なスポットです。このツリーハウスからは、避暑地にあるペンションを眺めているようなそんな写真が撮れます。
高山植物園の植物たち
ROKKO森の音ミュージアムの近くに、六甲高山植物園があります。私は、ミュージアムとセットのチケットを購入したので、植物園も巡ることができました。ニッコウキスゲといわれる、ユリに似たオレンジ色のお花と、キキョウが咲き誇っていました。
ROKKO森の音ミュージアムへのアクセス
大阪豊中市から車で約４５分でいける、関西の避暑地六甲山。ぜひ、自然の涼を感じに行ってみてください。
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