五月の終わり、新緑が綺麗な時期に行きたかった場所、貴船神社。以前訪れた時は、冬の雪が積もる頃。薄暗い中、雪が積もる階段を登って着いた社では、笛の音が響き渡っておりとても神秘的だったのを覚えています。そんな貴船神社に、再び行って参りました。冬とはまた違う、清々しく爽やかな貴船神社を味わえました。
涼し気な川床を横目に坂を登ります
駐車場に車を停めて、川床を横目に坂道をのぼります。以前来た際は冬だったので、こんな素敵な川床があるなんて知りませんでした。なんとも涼し気でいい雰囲気です。
朱色の灯篭と新緑のコントラストが絶妙な石段を登り本社へ参拝
貴船神社の鳥居に辿り着きました。貴船神社の駐車場ですが、こちらの鳥居の近くにも数台停める場所があります。しかしながら、満車だとUターンして細い道を引き返さないといけないので、私は下のほうにある駐車場に停めて歩いてくることをおすすめします。川床も楽しめるのでぜひ、ここまでの参道を楽しみながら歩いてみてください。
鮮やかな新緑に朱色の灯篭が映えます。苔の緑もまた素敵です。以前、冬に来た際はこの階段に雪が降り積もっていてそれはそれで風情がありました。しかし、寒さの中登った参道は、もっと長い道のりだったように思いましたが、案外すぐ着きました。
再び水の神様「貴船神社」にご挨拶できました。貴船神社は、「氣生根」とも言われ、「気力の生ずる根源の地」として信仰されています。
また、貴船神社は絵馬の発祥地とも言われています。貴船神社は雨乞いの社として、日照りが続く際や長雨が続く際に、馬を奉納していました。そして本物の馬の代わりに「板立馬」を奉納するようになり、それが絵馬の原型だと言われています。
水占いをしてみました。小吉なり。石段を登ったよこには、大きな桂のご神木があります。こちらも青々と輝いていました。
中宮(結社)を参拝し、相生杉に「相老」を願う
本宮から奥宮へ向かう途中に、結社(中宮)があります。こちらは、縁結びの神様です。
結社に参拝して、奥宮へ向かっていると、大きな杉のご神木がありました。場所変われば夫婦杉と称されますが、こちらは相生の杉とのこと。夫婦共に長生きできますように。
ようやく奥宮へ
ようやくたどり着きました、奥宮。とても気持ちのよい参拝となりました。五月の新緑の貴船神社、ぜひ訪れてみてください。